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瞑想のすすめ ②医療とマインドフルネス

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瞑想という言葉に、あなたはどんなイメージを持っていますか?

座禅など仏教から来ているイメージを持つ人。

ちょっと神秘主義的なイメージを持つ人もいらっしゃるかもしれませんね。

そして、ちゃんと医療現場で成果をあげていることをご存じですか?

 

いまは瞑想のことを、マインドフルネスとも呼ぶ人も多いですね。

マインドフルネスは、医療と組み合わせることにより、

大きな成果を出しているものです。

今日はそのことについて書いてみたいと思います。

 

マインドフルネスの提唱者は、アメリカのジョン・カバットジン博士で、

『マインドフルネスストレス低減法』(北大路書房)という著作があります。

この本は、ジョン博士がマインドフルネスによるストレス低減プログラムを開発し、

マサチューセッツ大学メディカルセンターの「ストレス・クリニック」で、

10年に及ぶ臨床実験を行ったことをもとに書かれたものです。

今から30年ほど前のことです。

 

そこには、ガンや心臓疾患、エイズといった重い病気から、

高血圧、頭痛といった、さまざまな症状の患者が来ていました。

彼らはもちろん、西洋医学的な治療をやめたわけではありません。

その治療効果をより高めるため、自分自身を扱う方法を見つけるために来ていたのです。

だから「ストレス低減プログラム」なのです。

 

 

 

このプログラムは、呼吸法、静座瞑想、ボディー・スキャン、

ヨーガ瞑想法、歩行瞑想法などを組み合わせて作られています。

これを8週間にわたっておこなうことで、

患者たちは自分の症状をありのまま見つめ、

受け入れ、ストレスや痛みすらコントロールできるようになります。

 

ストレスを低減できるということは、免疫力アップにつながるのです。

 

そして、初めてやってきた時の絶望に満ちた表情は消え、

自分の中に眠っていた治癒力、人生の喜びを見つけ、帰っていくのでした。

このプログラムが成功した秘訣は、西洋医学(医療)に、

東洋に古くからある瞑想やヨーガを結びつけたというところにあります。

医療的、心理学的に、大きな効果が得られるものであったということです。

 

マインドフルネスについて知りたいけれど、何を読んだらいいかと聞かれれば、

私はこの本をご紹介するでしょう。

厚いですが、とても読みやすく実践的な本だと思います。

最近は、企業研修にマインドフルネスを取り入れるところも増え、

ファシリテーターとして、呼ばれることが多くなりました。

これは特にIT企業などをはじめとするハードな業務の中で、

メンタル不調が増えていることが背景にあります。

社会の要請に応えられるのは、私にとってうれしいことです。

 

今という瞬間を意識的に生きる。

誰もがそうすることで意識や洞察力が自然に高まり、健康に近づくことができます。

忙しく、責任の重い人ほど、日常生活に取り入れてほしいと思います。

 

瞑想会、今後はオンラインでも開催します。

あなたもご自宅で、気軽に試してみませんか?

 

【グランディング瞑想会】~免疫力を高める~

https://www.facebook.com/events/691208408354437/

 

 

『コーチング、マインドフルネスのことなら大阪のEsprit(エスプリ)へ』

 

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