政府の「Go to travel キャンペーン」ですが、
東京発着の旅行は除外となりました。
ここのところ連日、東京では、300人近くが新規感染していますからね…。
私の周りでも、このキャンペーンについては賛否両論。
肌感覚では、否の方が多いかもしれません。
経済を回さないといけないというのはみんなわかっている。
でも、 今このタイミングでやることなの?
もっと感染者数が減ってからでいいのでは?
と多くの方が感じているようですね。
昨日、ちきりんさんのブログがFacebookでシェアされていて読んで、
なるほど!そういうことだったのね〜、となりました。
「この時期にGo to キャンペーンをやらねば、となっているのは、
企業のキャッシュフローの問題。
これまでの3ヶ月をなんとかしのいだとしても、
半年売り上げがなかったらほとんどの企業が持ちこたえられない。
今のタイミング(この夏休み)でやることに、企業の存続可否がかかっている」
とのことでした。
私は会社をやっています。
講座やセッションをすることが私の仕事で、
オンラインという手段があったおかげでなんとかなっていますが、
それがなかったら大変なことになっていたと思います。
ですから、この理由には納得がいきました。
そして、たとえば医療機関にお勤めの方やその関係者は、
「観光より、まずは医療でしょ‼︎ 」とお怒りかもしれません。
ちきりんさんのブログを読んでいただいたらわかるように、
政府がこのキャンペーンをやることにしたのには、
いくつかの「背景」があったようです。
それに対して、人がさまざまな反応をするのにも、
人それぞれの「背景」があります。
人はみな、「背景」からものを言うのです。
ですから「何が正しいか」は、立場や背景によって変わってくる。
絶対的な真理なんてそうそうないわけです。
議論をすることは、誰の言うことが一番正しいのかを決めることではありません。
お互いの立場や背景からくる意見を、
「あなたにはそれがあるんだね」として、
ただ受け取ることが出発点だろうと思います(それが本当の「共感」です)。
その上で、その時の状況に合わせた最適解を共に探っていくことが大事なのです。
日本の政治を見ているといつも相手の話を聴かずに争っているので、
なんだか残念だなぁと思ってしまいます。
私のお伝えしているコーチング(パラダイムシフト・コミュニケーション®︎)では、
本来の「共感」とはということをお伝えしています。
「うんうん、わかるわかるー」というふうに聴くのが
共感だと思っている方もいるでしょう。
でもそれは、「あなたと同じ気持ちだよ」ということなので、「同感」なのです。
この聴き方だと、自分と違う意見は聴くことができません。
同感したふりをして、どっと疲れてしまうということが起こります。
相手の話をただ受け取る。
そして「この人にはどんな背景があるのかな」と思いをはせる。
そういう姿勢を持つことができれば、SNSで人を叩いたりすることも、
一方的に正義を振りかざすことも、減るのではないでしょうか。
また「相手が自分の意見をただ聴いてくれる」という心理的安全性があれば、
誰もが自分にあることをもっと、持ち出すことができると思います。
そして心の荷物を下ろすことができるのではないでしょうか。
コーチング(パラダイムシフト・コミュニケーション®︎)では、
そんな本来の「共感」を学び、物事の背景を探るトレーニングをします。
そして人と人とが力づけあい、成長を喜び合える世界を目指しています。
そこでは「その人がその人らしく」生きることができ、
本来持っている力を最大限に発揮することができるでしょう。
「機能するコミュニケーション」をあなたも学んでみませんか?
興味のある方はぜひ、お問い合わせください。
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